武井歯科医院 武井 順治 院長&武井 徹 副院長 JUNJI TAKEI & TORU TAKE
【武井 順次 院長】
日本歯科大学卒業。横浜市立大学医学部病院口腔外科学教室入局。1980年に横浜市神奈川区泉町にて『 武井歯科医院』を開業。1982年に横浜市神奈川区沢渡に移転開業。
【武井 徹 副院長】
日本歯科大学新潟生命歯学部卒業。同大学付属新潟病院に勤務。2014年より現職。
【武井 順次 院長】
日本歯科大学卒業。横浜市立大学医学部病院口腔外科学教室入局。1980年に横浜市神奈川区泉町にて『 武井歯科医院』を開業。1982年に横浜市神奈川区沢渡に移転開業。
【武井 徹 副院長】
日本歯科大学新潟生命歯学部卒業。同大学付属新潟病院に勤務。2014年より現職。
【武井 徹 副院長】
高校1年生の時に父が噛み合わせの勉強のためにウィーンに赴くことになり、その時に一緒に付いていったのです。実はそれまで、「歯医者さんになりたい」とはこれっぽっちも思っていませんでした(苦笑)。それが今も交流のある多くの先生方とお会いし、誇りを持って取り組んでおられる姿を拝見するうちに「歯医者さん、面白いかも」と思うようになり、父と同じ道を志したということなのです。
その後、歯科医師になってから私もウィーンに行き、ヨーロッパの学会でのポスター発表や、3年間のウィーンでの「矯正、咬合治療コース(英語)」のアシスタント等をしながら、かみ合わせの勉強をして参りました。
【武井 順治 院長】
3人、息子がいますから、「誰かがなってくれれば」と思っていましたが、今の充実している副院長を見ていると、貧乏くじを引いた、という感じではないので安心しますね(笑)。
『武井歯科医院』は1980年に神奈川区泉町で開業、その13年後に現在地へと移転しました。早いもので、45年ほどが経った計算になります。当時から通われている方もまだご健在ですし、全体の比率で言えば近隣の方が多く来院されていますが、噛み合わせなどでお困りの方の中には、東京、それから京都など、遠方からも来院されています。
【武井 徹 副院長】
今の歯科は、どちらかと言えば縦割り的な傾向が進んでいるという気がします。例えば、インプラントはこちらの先生に、矯正歯科はこちら、根の治療は根の治療の専門家に、という感じですね。それはそれで、専門家を育てるという意味では利点があるのですが、私たちは一般の開業医です。多くの患者さんが望まれるのは、やはりあらゆる治療を通い慣れた環境で受けたいということだと思うんですね。当院ではインプラント治療も矯正治療もおこないますし、保険診療から自費診療までオールラウンドに提供しています。そのオールラウンドも器用貧乏という意味ではなく、それぞれの分野で専門家並みの知識を持って治療をおこなえるよう日々精進しています。目指すのは1つの分野の専門家ではなく、歯科の専門家なのです。
【武井 徹 副院長】
当院の一番の特色は、患者さんとのお話を重視する姿勢かもしれません。ご予約の際は仮にむし歯1本、詰め物をするだけ、という場合でも、必ず1時間という枠を取らせていただいています。口腔内を含めたお身体の状態や年齢、あるいはご家庭の事情や来院可能な日数など、あらゆることを勘案して治療計画を立てていかなければなりません。それを相談していくには、やはり時間が必要なのです。
また、目の前の治療だけではなく、患者さんがお気づきになっていない問題があれば、それについてもご説明する必要があります。今は痛みも感じないし、不自由も感じていないけども、放っておいたらいずれ問題が生じてくるというケースは往々にしてありますので、そこはどの患者さんに対してもしっかりとお話をさせていただいています。
【武井 順治 院長】
顎の動きや骨格は人それぞれです。当然、その1人ひとりに合った噛み合わせというものがあり、うまく機能する噛み合わせを作っていくことが大切です。大きく言われてはいませんが、噛み合わせは、人間が抱えるストレスにも大きく作用してきます。一般に「歯ぎしり」というと悪いもの、というイメージがあるかもしれませんが、歯ぎしりは誰にでもあるものであり、人間は歯を噛み合わせることによってストレスをコントロールしているのです。ところが、噛み合わせが整っていなければ、歯ぎしりによって過度な負担が掛かることになり、歯や顎関節に問題が生じることになりますし、ひいては全身的な病気へともつながっていくことになります。その意味においても、スムーズな歯ぎしりも可能な噛み合わせを作ることが重要なのです。
噛み合わせをしっかり構築していくためには、お顔のレントゲンや顎の細かな動きを専用の機器で計測し、1本1本の歯の角度までを診ていきます。そのデータを検討した上で、どう治療していくかを患者さんと一緒に考えていくのです。
噛み合わせの専門的な検査及び治療は、望まれる患者さんに対しておこなうものです。ただ、先ほど副院長が申しましたように、通常の診察の範囲で問題点があると想起されるのであれば、それを伝えるのが私たちの責任だと思うのです。そこから先に進むかどうかは、患者さんのお考え次第ということになってきます。
大きな治療をするには、幹となるデータが必要です。そこから枝葉となる治療を様々おこなっていくわけですけども、元となる幹があることで、その患者さんにとって必要で、正しい治療をおこなえると考えています。
【武井 順治 院長】
「こんなに長く説明してもらったのは初めて」という患者さんも多くおられますし、しっかり話していくことは非常に重要なことと認識しています。これまで約40年にわたってこの地で診療を続けてきましたが、正直なところ、当初は患者さんの様々な要望にお応えできなかったこともあるかもしれません。それが今では、様々なお困りごとに対応できるようになってきたと考えております。お口周りのことでお困りのことがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
【武井 徹 副院長】
皆さんにお伝えしたのは、歯医者さんはそんなに怖いところではありませんよ、ということです。当院ではいきなり治療を始めることはありません。まずはじっくりとお話をさせていただき、ご納得いただいてから治療を進めていくことになります。「歯医者さんが怖い」という方も、しっかり話を聞いてもらえた、ということで治療ができるようになったというケースも少なくないのです。「こんなこと話したら怒られるかもしれない」などと遠慮される必要もありません。胸に抱えた心配を解消できるよう努めますので、まずはお気軽に相談にいらしてみてください。
※上記記事は2024年12月に取材したものです。
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